『髪の毛が生えそうな食べ物は?』
と聞かれてパッと思いつくものといえば…「ワカメ」等の海藻類ではないでしょうか?
世間でまことしやかに囁かれている「ワカメ=毛に良い」といったウワサを
「髪にまつわる都市伝説」と称して解説していきます。
ではさっそくですが、ワカメを食べると髪の毛は生えるのでしょうか?
答えは「ワカメだけ食べても髪が生えるわけではない」です。
なんとなくワカメや昆布と聞くと髪の毛によさそうなイメージがありますが
海藻類が直接髪の毛を増やすことに作用するという根拠はないとされています。
ワカメや昆布に限らず、特定のものを食べて「髪が生える!」という情報は
根拠の低いものだと考えても良いでしょう。
では、何を食べたらよいのでしょうか?
髪の毛はアミノ酸で構成されたタンパク質が主要成分となっており、
タンパク質は髪の成長に必要不可欠な栄養素だといえるでしょう。
その他、ミネラルやビタミンを含む食材も
髪の毛の成長を促したり、
頭皮を良い環境へ導くことができるようです。
まんべんなく食べることが大事なんだね!
では、髪の毛にとって
食べてはいけないものってあるのでしょうか?
①脂質を多く含む食品
高脂質な食品を食べると
過剰に皮脂が分泌されるケースがあります。
過剰な皮脂は、頭皮の毛穴を詰まらせたり
頭皮環境を悪くしたりする可能性があるようです。
また、血中の中性脂肪が高くなると
血流にも影響を与えてしまいます。
頭皮の血流と薄毛についての関係はコチラ↓
②高糖質な食事
脂質に続き、
糖質が高い食品も髪の毛に影響を及ぼす可能性があります。
糖質が高いと、脂質と同じく
中性脂肪を高くしてしまうため、
血流が悪くなってしまう可能性があります。
また、甘い物を食べていなくても
ジュース等の飲料や菓子パンなどで
知らず知らずのうちに糖質過多になっている可能性も・・・
食事の際には糖質量も意識してみましょう。
③アルコールの飲みすぎ
お酒は百薬の長とも言われますが、
それは適量の摂取であってこそ。
過度な飲酒は体調だけでなく、髪の毛にも影響を与えます。
飲酒と薄毛の関係について詳しくはコチラ↓
適度な飲酒は血流を良くしたり、
ストレスの解消などにもなりますが、
飲みすぎには注意したいですね。
世間では
「○○を食べると髪に良い!」
「○○をやった直後に毛が生えた!」
など信憑性の低い情報が出回っています。
髪の毛の成長を促すためには
バランスの良い食事を摂って
健康な体を作っていきましょう。