植毛って実際どう?どんな種類があるの?徹底解説!

髪の毛、主に薄毛に悩まれている方は

さまざまな発毛法について調べられていると思います。

なかでも「植毛」というとどんなイメージを持ちますでしょうか。

自分の髪なのかな?それとも人工?

痛そうなイメージもあるなぁ・・・

今回は、

あまりイメージの湧かない植毛について解説をしていきます。

植毛ってそもそもどんなもの?

植毛とは、髪の毛が薄くなった部分に自分の髪の毛や人工毛を直接植える施術のことです。

植毛には、

自毛植毛:自分髪の毛を頭皮ごと切り取って希望の箇所に植える

人工毛植毛:人工毛を植える

以上の二つがあります。

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

自毛植毛とは?

自毛植毛では、自身の頭皮を切り取って、薄くなっている部分に植えることで

髪の毛を半永久的に成長させていきます。

自毛植毛の特徴として、

体の拒絶反応が人工毛植毛に比べて少なく生着率が高いことが挙げられます。

自毛植毛には種類があり、手術方法によって

費用や術後の状態等が異なります。

その①FUT法(ストリップ法)

FUT法(ストリップ法)とは、メスを用いて頭皮ごと髪の毛を採取する方法です。

薄毛の影響を受けていない髪の毛の部分をメスによって切り取り、

その採取した頭皮を株に分けて毛根と周辺組織を移植します。

その②FUE法

FUE法とは、メスを使用しない方法で、直径1mm前後の小さなパンチを用いて

毛根1つ1つをくりぬいて髪の毛を採取する方法です。

その③CHOI法(ニードル法)

CHOI法とは、韓国で生まれた植毛方法で、

専用器具を使用して、穴あけと植毛を同時に行う方法です。

以上が主な自毛植毛の施術方法となります。

人工毛植毛とは?

人工毛植毛は、ポリエステル等の合成繊維で作られた人工毛を使用し、

気になる部分に植えていく施術です。

自らの頭皮や毛根を採取するわけではないので、

自毛植毛の手術が怖い!という方にはおススメです。

また、

人工毛植毛は施術を受けた日から髪の毛が生えている状態になるため、

即効性がある方法だとも言えます。

ただし、人工的に作られた髪の毛を使用するため

自毛植毛と比較すると拒絶反応が起こり定着しづらい点や

頭皮トラブル・感染症を引き起こす可能性もあり注意が必要です。

植毛のメリット・デメリットって?

続いて植毛のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

自毛植毛のメリット・デメリット

自毛植毛のメリットは、自身の髪の毛を使用するため

自然な仕上がりになることです。

また、術後の副作用も起きにくく、定着しやすいことが挙げられます。

移植後は半永久的に成長し続けるため、

何度も植え直す必要がない点もメリットでしょう。

では続いて自毛植毛のデメリットです。

まずは価格が高い点です。クリニックにもよりますが、

60~100万円ほどかかるようです。

脱毛範囲により異なるため、

希望する範囲が広いと200万円からそれ以上かかることも。

また、移植できる回数や一度に植えられる量に上限があります。

そして、定着するまでにやや時間がかかるため

理想の髪型になるのに時間がかかることが予想されます。

手術跡も残る可能性があるみたいだね

頭皮の一部を切り取ったりするので手術跡は残ります。

ただし、部位やケア方法によっては目立たなくすることも可能です。

では続いて人工毛植毛のメリット・デメリットを見ていきましょう。

人工毛植毛のメリット・デメリット

人工毛植毛のメリットは、自毛植毛に比べて

費用が抑えられる点でしょう。

人工毛植毛だと、自毛植毛の1/3くらいの価格で受けることが可能です。

また、植毛回数に制限がないため、

気になった時に気になった分を植毛可能です。

さらに、人工毛植毛にすることで髪の毛の成長を待つことなく、

施術当日に希望のヘアスタイルを目指せることもメリットだといえます。

では、デメリットには何があるでしょうか。

問題として、自毛植毛よりも定着率が低いことが挙げられます。

また、定着したとしても人工毛のため、

生え変わることがありません。

ですから、品質が落ちてきたり、人工毛が抜けると

再度移植を行わなければなりません。

自毛植毛より安いけど

メンテナンス費用もかかるんだね

そうですね。どちらか迷われている方は

メンテナンス費用も込みで計算するとよいでしょう

以上が人工毛植毛のメリット・デメリットとなります。

いかがでしたか?

植毛にも種類があり、

費用や方法が異なることが分かりました。

また、クリニックによっても取り扱いが異なるため、

気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。