「お酒は好きだけど薄毛になるって噂を聞くし本当のところどうなんだろう…?」
そんな気になる飲酒習慣と薄毛の関連性について解説していきたいと思います。
アルコールは体内に入ると肝臓で分解されます。
これによりアルコールは「アセトアルデヒド」と呼ばれる物質に変化し、やがて無害な酢酸に代謝されます。
この「アセトアルデヒド」は発がん性のあるものであり、
飲み過ぎて分解できないような状態は良くありません。
また、このアルコールの分解過程では髪の成分である
「ケラチン」の構成要素として必要なアミノ酸の一部が使われてしまいます。
お酒を飲むと、有害な「アセトアルデヒド」を無害化すべく
必然的にこのようなアミノ酸が使われてしまいますので、
髪の構成に必要な栄養素が状況次第で不足してしまうということも考えられます。
たしなむ程度であれば問題ありませんが、過多な飲酒が日常化してしまいますと、
髪の元になる成分が不足してしまうので
髪が育ちにくくなってしまう可能性があるのです。
厚生労働省の指標としては1日の純アルコール量にて“約20g”が目安量となります。
20gってどんなお酒がどれくらいの量になるのかな?
だいたい、ビールや酎ハイだと缶1本。
その他のお酒だとグラス1杯程度といえるでしょうか。
飲み会なんて行ったらすぐ超えちゃうよ~
たまの飲み会であれば問題ないですが
頻繁に飲みにいく場合は節酒を心がけましょう。
「お酒は百薬の長」ともいいますが、
過度な飲酒は髪の毛にまで影響を与えてしまう可能性も。
適正な飲酒量を目指して
健康にも髪の毛にもよい飲酒習慣を身につけましょう。