実は落とし穴!?AGA医薬品のメリット

今回はAGA医薬品のメリットに関する落とし穴

ということで、メリットの裏側、注意点をまとめていきます。

新しくAGA医薬品を始めてみたい方はこのメリットの裏側も考えてみてください。

こちらの記事でAGA医薬品のメリットとデメリットをまとめました。

  • 初期費用が安い
  • 月に一回程度の通院、薬の購入のみでok
  • 医師の処方箋で安心
  • 最近はオンラインでの処方も多く取り扱っている

そこでまとめましたメリットの裏側をご紹介します。


初期費用の安さ 通院頻度の少なさ

最近ではAGA医薬品を処方してくれるクリニックが多くなってきましたね。

安くAGA医薬品を処方してくれるところもちらほら。

かつ通院も一回で良い!もしくはオンラインで処方受けれるから通わなくても良い!

なんてことも増えてきました。

そこに落とし穴があるんです。

AGA医薬品は初期費用が安く始めることができます。

ただし、よく広告やCMなどで書かれている費用はあくまで最少額の費用。

 
 

確かに、よく見ると5000円~。とか書いてありますね。

 
 

病院によってシステムも様々なのでよく見ておきましょう。

AGA医薬品は髪の毛を生やす薬と抜け毛を防ぐ薬を合わせて使うことが多いです。

薬が効きにくい場合は他に注射のオプションなど勧められる場合もあります。

薬の種類も様々で、値段や効き目が異なる為 

必ずしもその値段で納得のいく発毛実感を得られるかどうかは個人差があります。

 
 

でも、いざとなったらクーリング・オフもできますよね?

 
 

AGA治療は特定商取引法の指定役務に該当しないため、クーリング・オフはできません

あえて初期費用の安い薬を使い、効果が出れば断薬をすることで総じて費用が抑えられる

と書かれている病院もあるので、コストに関して一概には言えませんが

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版』では

AGA医薬品に関して少なくとも6ヶ月以上内服を継続する必要があることや

服用を中止すると効果が消失するいった記載があるので

基本的には服薬を始めたら継続するものと考え

長期的に見た金額の総額なども考えて病院を選びましょう。


医師の処方箋でも・・・?

AGA医薬品というのは薬です。

医師が処方をしている薬なら安心して飲むことができる!!

・・・とは言い切れないかもしれません。

例えば

・ミノキシジル

これはAGA医薬品として処方される薬の一つです。

この薬はもともと降圧剤(血管を広げる薬)として使用されてきました。

その副作用で多毛症のような症状が出ることから

今ではAGA医薬品として使用されるようになりました。

そのためAGA医薬品としてミノキシジル厚生労働省の認可はまだされておりません

 
 

じゃぁ、飲んだらダメということですか?

 
 

医師の判断のもと、使用することのみ許可されています。

外用薬(塗り薬)は認可を受けています。

ただ内服薬(飲み薬)は国内でまだ認可を受けていない状態です。

世界的に見てもAGA医薬品としてミノキシジルを認可している国はまだ一つもありません。

そしてミノキシジルは飲んだ時の副作用(多毛症)を利用して髪の毛を生やしていきます。

多くは指、腕、男性であればヒゲなどが生えることが多くあるそうです。

予期せぬところに毛が生えるかもしれない、かつ認可されていない薬である。

服用する際はこの点を理解し、副作用に気を付けて服用をしてください。

AGA医薬品のそれぞれの効果と副作用はこちらの記事で詳しくまとめております。

AGA医薬品の違い 副作用 まとめ

オンラインでも安心・・・?

最近ではオンラインによる診察、処方なども増えてきました。

忙しい方や病院に通っているのを見られたくない

という方にはおすすめの通院方法ですよね。

 
 

空き時間に利用できるからうれしいけど、どこに落とし穴が?

 
 

オンラインだからこその悩みがあるんです

時短や通院の楽さから利用している人が増えてきていますが

オンラインだからこその悩みが増えてきたんです。

それは“相談ができない”ということ。

 
 

相談ができないとは・・・?

オンライン上ですべて完結することができるので

医師との直接的な診療がない状態です。

薄毛治療も人の体のことなので一人一人症状や悩み、副作用の現れ方など様々・・・。

その際に、髪質や頭皮状態を間近で確認できないため注意が必要です。

オンライン専門クリニックでは相談専用窓口があることもありますが

相談数の分母が大きい為、対応の手厚さがクリニックによって様々です。

いざというとき、困ったとき、どこに聞いたらよいのかわからず

ネットで検索して何となく対処する・・・なんてことも。

そのため利用するとしたら、専用の相談窓口を持つオンラインクリニックを選ぶことをおすすめします。

 
 

しっかりと調べ、比較してから選んだ方がいいですね

 
 

自分なりにしっかりと続けられる方法を見つけましょう

まとめ

  • 初期費用だけでなく、服薬後の副作用や金額に関する負担などいつまで継続可能なのかをよく検討する。
  • AGA医薬品では認可を受けていない薬が存在する(副作用が強く出る可能性が高いため)
  • いざというときの相談できる場を確認する

多くの病院、処方方法、薬などが出てきたため

しっかりと比較し、自分なりの答えを見つけましょう。

参考文献

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版:AGA_GL2017.pdf (dermatol.or.jp)