AGA医薬品を始めて後悔した。
先に知っていたら・・・
というご相談を受けることが増えてきました。
そのため今回はAGA医薬品のデメリットをご紹介します。
自分の選択に後悔の無いようにしていきましょう。
AGA医薬品のメリット・デメリットをまとめて別記事に書いております。
気になった方はそちらもご覧ください。
AGA医薬品のメリットとデメリットAGA医薬品は薬です。
薬は副作用が出ることがあります。
でも薬の副作用ならAGA医薬品じゃなくてもありますよね?
そうですね。ほとんどの薬で副作用については注意喚起されてます。
ではなぜAGA医薬品の副作用はより注意した方が良いのか解説しますね。
市販で売られている頭痛薬などにも少なからず副作用の注意喚起が書かれています。
そんななかAGA医薬品の副作用により注意した方が良いのか。
それは一部のAGA医薬品は厚生労働省の認可を受けていないからです。
副作用の危険性、発症の多さ、AGA治療に適した医薬品であるのか。
それらを総合的に判断し厚生労働省では認可を出しています。
世界でもAGA医薬品をAGA治療の薬として認可しているところは少ないです。
まだ不安要素の多い薬なんです。
男性機能にかかわるものや息切れ・動悸・心血管系障害などの記載もあることから
ライフステージに合わせ妊活を検討されている方は特に
薬を服用し続けることができるか等、医師との相談の上
服用にあたってはご自身の体調の変化に気を付けながらの使用ををおすすめします。
AGA医薬品には種類があります。
服用する薬の種類により副作用は異なります。
初期脱毛の症状が出る可能性のある薬はミノキシジルという薬です。
この薬にはヘアサイクルを整える働きを持ちます。
今まで乱れていたヘアサイクルをもとに戻し、新しい髪の毛が育つようにしてくれます。
ヘアサイクルを一度リセットするため、一時的に多くの髪の毛が抜けます。
ドライヤー、シャンプー時、起きた後の枕元などにかなりの本数が抜けることがあるようです。
飲み始め2週間目くらいから抜け始め、平均で1ヶ月半ほどで落ち着くことが多いようです。
2か月たっても初期脱毛が収まらない場合はかかりつけ医などにご相談することをおすすめします。
AGA医薬品は心臓や肝臓に大きな負担のかかる可能性をもつ薬です。
そのためほとんどのAGA医薬品は20歳未満の方の服用は禁止しています。
女性の場合は胎児への影響が出る可能性が高いものもあるので
妊娠されてなくても使用を禁止している薬もあります。
AGA医薬品の中には皮膚から体内へ成分が吸収されるものもある為
女性やお子様の手に触れないように注意が必要です。
妊婦に投与するとDHT(ジヒドロテストステロン)の低下により男児胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす 恐れがあり、妊婦または妊娠している可能性のある女性、授乳中の女性への投与は禁忌である。
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版:フィナステリドの内服は有用か?について
また男性でも前立腺がんの検査に用いるPSA値に変化が起きる場合があり
検査時に服用履歴をしっかり伝えることが必要になることがあります。
市販されているお薬等と比べると禁忌事項、注意事項の多いものがあります。
ご自身での個人輸入や身近な方が誤ったお薬選択をしていないか等
よくご確認の上、使用されることをおすすめします。
AGAは進行性の症状です。
医薬品の力でAGAの症状を食い止めていくという働きになります。
そのため髪の毛が生えたからといってAGA医薬品の使用を止めると薬の効果が消失し
食い止めてきた症状が再度出てくるため脱毛が進むことがあります。
じゃあずっと飲んでないとまた脱毛するってことですか?
必ずとは言えませんが、可能性は大いにありますね
そのため満足いく結果が出たからと言ってすぐに薬を飲むのをやめないでください。
やめる際はかかりつけ医によく相談してから断薬していきましょう。
よくあるのは
- 薬の飲む頻度を少なくしていく
- 薬の濃度を調節する
- 断薬後に薄毛を気にし始めたらまた服薬を始める
こういった方法が多いようです。
AGAの症状はAGA医薬品で治るわけではなく、進行を食い止めることができる薬です。
よほどの副作用がない限りは服用を継続する為、想像以上の長期戦になる可能性もあります。
服用は慎重に検討しましょう。